ラバーキャットを着る時は早めに仮眠を取って夜中家族が全員寝静まったのを確認して起きる、その夜は真っ暗闇でも明るくそのまま風呂場へ向かっても問題くらい明るかった。
布団から起きると僕の大事なところはビンビンに勃起してキャットスーツを着たい衝動に駆られいていた。
ラバーの香りを楽しみたい、全身漆黒のラバーのゴム人間になりたい、ガスマスクを顔をにつけて「シューハーシューハー」と言う呼吸音を聞きたい、フェチな心が一気に弾けた。
真っ暗闇の中(とは言っても周囲の状況がわかる位明るい)風呂場へ行き温めの浴槽の中でソックス、ペニスパンツ、キャットスーツ、手袋、マスクの順番で漆黒のゴム人間へ変身していく。
そこで一つミスを犯した、マスクとペニスパンツを部屋に忘れてきたのだ。そのままロシアンガスマスクをすっぽり被るのも手だが、どうもラバーで顔を覆いつくし、圧迫感や香りを楽しむには今ひとつリアリティーにかける、ペニスパンツを履かないとせっかくビンビンに立った勃起もすぐ元に戻ってしまう、ペニスパンツのケースに大事なものをピッタリと入れてビンビンに勃起したあの感覚がいいのだ。