僕はスーツフェチでもかなり特殊な方なので
あくまで全身を覆っているスーツ、キャットスーツのような
ピッタリと体に張り付いたスーツや 宇宙服や防護服のような
からだを覆って嵩張るぶかぶかのスーツ、ヘルメットや 呼吸装置(酸素マスクのようなモノ)がついたものが大好きです。
人間が生存できない環境で着用する特殊スーツへの憧れが結果的に
ラバーフェチにへと繋がって行ったのだと思います。
元々、子供の頃からSF映画に出てくる宇宙服やゴムで出来た潜水服
などに憧れて父の録画したビデオを見ては興奮していたものでした。
特に”スーパーマンⅡ冒険編”の月面で宇宙飛行士が襲われる所や、
”悪魔の受胎”で女性クルーが凍死するシーンなどが好きでした。
子供の頃から銀色に光るピカピカのフィットした宇宙服や真っ黒い
両面スキン製のウェットスーツに魅力を感じました。
子供の頃の未知のスーツへの憧れが大人になった今のラバーへの執着、
姿形だけではなく実際に自分でも着て見たい、匂いを嗅ぎたい、
ツルツル感を触ってみたい、その欲望が次第に僕をラバーフェチへと
目覚めさせて行ったのです。
まずはスキューバダイビングから始めることで、ウェットスーツ、
レギュレーターを吸った時の感覚と言うものを叶えました。
16歳と言う若さでライセンスを取得しました。
その当時は両面スキンのウェットスーツは初心者には無理だと言われて
カラフルなピンク色のウェットスーツをオーダーしました。
まぁ、当時はOLさんが趣味と言えばダイビングと言われていた時代
なので僕も憧れてカラフルなウェットスーツが欲しかったのもあります。
(因みに今は両面スキンのロクハンで現役で潜ってます。)
その時はからだにフィットするタイプのスーツをはじめて着た
瞬間でした。
あまり興奮に着て早々、新品のスーツの中にオシッコをしたのは言うまでもありません。
その後すぐにドライスーツと言う宇宙服のようなスーツの存在を雑誌で
知って手に入れました。
あのぶかぶか感と首のネックシールの締め付け具合がなんとも言えず
更に中圧ホースからスーツ内にエアーを入れると言う仕組みに
感動すらしました、これでヘルメット被れば宇宙服だよね。
でも初心者には使いこなすのが難しく、買ったはいいもののほとんど
使わず大人になってサイズが変わってオークションで売ってしまう
ことに・・・。
(今はバイキングドライスーツと言うラバー製のドライで潜ってます)
そんなことで僕とダイビングとの出会いは更にラバーフェチに近づく
道をまた一歩進むことになるのでした。